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西地修哉の日記です。            
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最近は自転車をこぐ時の風が気持ちよくて、
ついつい飛ばし気味である。

リュックを背負ってる背中に掻く汗が、
じっとりしてきても気持ちがイイ。

小学校、中学校と、高校で原付の免許をとるまで、
僕はよくチャリンコをこいでて、
そいつで僕はどこにでも行ける気分だった。

小学校2・3年の頃、
友達と3人で隣町までチャリンコで遊びに行っ事がある。
危ないからいけないと言われていた。
いけないと言われてる事は、
あの頃の僕達にはすごく楽しいことだから、
いけないと言われてる事を、僕達はやった。

大した収穫もなかったが、ゴキゲンの帰り道。
どこから聞きつけたのか親が待ち伏せしていて、
遠い一本道の向こうにそれを見つけた風景。

そこから先は、よく覚えてない。
僕達は無事に帰ってきた事を得意気に話したような気もするし、
怒られると思って顔も上げれずにただいまって言ったような気もする。

親には怒られたような気もするし、
よくあんな遠くまで自転車で行けたなと、感心された気もする。

たぶん、その後同じ事をしていないから、
怒られたんじゃないかなと思う。

ただ、道の向こうで待ってるのが、
ウチの車や友達の親だとわかった時、
怒られるのかと思いながらも、すごく安心した事を覚えている。
帰る場所で待ってる人がいる事。すごく安心する。

だから、どこまでも行ける。
恐い所だって、遠くまで、行ける。

大きくなって、色んな場所の距離感覚を掴んで、
到着までの時間を考えたり、
そこに何があるのか知ってるからか、
知ってるつもりだからか、
たくさんの場所を知ってるくせに、
めんどくさがって出歩かなくなった。

まだまだ知らない場所はたくさんある。
きっと知らな過ぎる。
帰る場所と、待ってくれてる人を確認、再認識したら、
ワクワクする場所に向かって出かける。
それでまだ見た事もない場所に行っても、そこで友達と楽しく遊ぶんだ。
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